クリック証券はGMOインターネット株式会社の子会社として2006年に発足した。GMOは東証一部上場企業だが、インターキューやJWordなど評判の良くない会社の親会社でもあり、自分のようなIT系の仕事をしている者にとってGMOは正直良いイメージはない。
さて、クリック証券の話に戻るが、ウリにしているのはスプレッド。米ドル/円が0.8銭から、ポンド/円が2.8銭から、豪ドル/円2.0銭からと非常に安い。しかし「から」と書いているのを見ても分かるように、全て変動する。実際の取引ではドル円の場合だと、主に2銭から3銭のスプレッドが徴収される。決してスプレッドは狭くない。
ロスカットの際に手数料を徴収実際にFXをやっていると、当然予想と違う方方向に動いてしまい、損失を出すことがままある。その時、資産が一定の割合を下回った場合、かってに決済されてしまう制度がある。これがいわゆるロスカットだ。
クリック証券では自動ロスカット手数料という名目で、1万通貨単位あたり500円が徴収される。これは他社ではあまり見ない制度だ。
すべり筆者はスベリと記述しているスリップだが、クリック証券はこの報告が非常に多い会社でもある。すべり報告は当サイトでも多くの人が記述しており、他のサイトでも多く見かける。
正直使いどころを見出せない会社といわざるをえない。
取引手数料 | 無料 |
最大レバレッジ | 25倍 |
通貨ペア | 14種 |
注文の種類 | |
携帯取引 | ○ |
口座開設 | クリック証券FX |
取り扱い通貨ペア | 取引単位 | |||
1万米ドル | 0.8 | 4 | -6 | |
1万ユーロ | 1.8 | 5 | -8 | |
1万ポンド | 2.8 | 12 | -16 | |
1万豪ドル | 2.0 | 92 | -95 | |
1万NZドル | 2.4 | 50 | -55 | |
1万カナダドル | 3.0 | 12 | -16 | |
1万スイスフラン | 3.0 | 4 | -8 | |
10万南アフリカランド | 4.0 | 21 | -26 | |
1万ユーロ | 1.6 | 3 | -8 | |
1万ポンド | 3.0 | 3 | -8 | |
1万豪ドル | 3.0 | 92 | -97 |
2011年8月2日時点のスワップポイント(10,000通貨単位)
約定されないという批判意見が非常に多く、逆指値を無視してのロスカットなど悪質なものも多かった。中には資産がマイナスで追証という凄惨な状況の人もいる。利用者が多いため、負けた人の恨みつらみとがあるから、という意見もわかるが、あまりに通らない注文処理はどうだろうか。疑問を感じざるを得ない。